2か月限定、採点スタッフで国家プロジェクト参加
春のつむじ風のごとく過ぎ去りし、学習塾の仕事を終了した後、
2週間ほど家事手伝いの日々を、満喫しておりましたわたしですが、
ふと、インターネットのバイトサイトを覗い折りに目に留まった
「2か月限定、採点スタッフ短期バイト」に食いついてしまいました。
またもや<教育関係>に引っ張られた感じ・・・・・
そして、募集締め切り最終日に採用試験とやらに滑り込み受験し、
翌日、合格通知をもらい、4月24日から6月中旬までの勤務に
入っております。本当に、タイミングというものに驚異的な縁を
感じたのですが、採用試験の大袈裟で結構本気モードの内容に
久々にテンション上がった訳でして、国語、数学、理科の教科試験と
面白すぎる<集中力テスト>に、一体何の<採点>やるんだろう?と
思いながら、本番に入ったところ、蓋を開けてみたら、
文科省の国家プロジェクト「全国学力学習状況調査」の採点スタッフで
ありました。数学と理科はのっけから捨ててましたが、<国語>は
<一番難解だった教科>と噂されたにも関わらず、私自身では
楽勝でしたので(国語得意w)予想通り、国語担当になりました。
採点の内容はシークレットですが、このようなカタチでの採点構造を
もって日本の中学3年生(わたしの部署は全国の中学3年生110万人分)の
学力を調査するのかと、その緻密さに感心しながら毎日<答案>と
向き合っています。国語は正解のない教科なので、とくに、記述式の
<答案>の向こう側には、生徒ひとりひとりの人生がリアルに見えてきます。
この1枚の答案の採点が、生徒ひとりひとりの<内申点>に影響すると
聞いたときには、責任を感じたし、採用された大勢の採点スタッフの姿勢も
非常に真摯な印象を受けます。現役の学生からシニアクラスまで、年齢層は
広いです。この採点に7年前の初回から携わっているという60代のおばさま数名と
知り合って(皆さん、教育職) 話をするのだけど、さすが脳ミソが退化してない。
いるところには、いるんだなぁ。という感慨深いMADOKAでした。
<国民の税金>から給料もらうというのは、はじめてなんだよなぁ。考えてみれば。
この仕事が、国家の発展と教育の行く末にちゃんと反映されますように。
相当な予算ではないかしら?何か<税金>の重さが実感として来るよ。