2か月限定、採点スタッフで国家プロジェクト参加

2015年04月29日 22:25

春のつむじ風のごとく過ぎ去りし、学習塾の仕事を終了した後、

2週間ほど家事手伝いの日々を、満喫しておりましたわたしですが、

ふと、インターネットのバイトサイトを覗い折りに目に留まった

「2か月限定、採点スタッフ短期バイト」に食いついてしまいました。

またもや<教育関係>に引っ張られた感じ・・・・・

そして、募集締め切り最終日に採用試験とやらに滑り込み受験し、

翌日、合格通知をもらい、4月24日から6月中旬までの勤務に

入っております。本当に、タイミングというものに驚異的な縁を

感じたのですが、採用試験の大袈裟で結構本気モードの内容に

久々にテンション上がった訳でして、国語、数学、理科の教科試験と

面白すぎる<集中力テスト>に、一体何の<採点>やるんだろう?と

思いながら、本番に入ったところ、蓋を開けてみたら、

文科省の国家プロジェクト「全国学力学習状況調査」の採点スタッフで

ありました。数学と理科はのっけから捨ててましたが、<国語>は

<一番難解だった教科>と噂されたにも関わらず、私自身では

楽勝でしたので(国語得意w)予想通り、国語担当になりました。

採点の内容はシークレットですが、このようなカタチでの採点構造を

もって日本の中学3年生(わたしの部署は全国の中学3年生110万人分)の

学力を調査するのかと、その緻密さに感心しながら毎日<答案>と

向き合っています。国語は正解のない教科なので、とくに、記述式の

<答案>の向こう側には、生徒ひとりひとりの人生がリアルに見えてきます。

この1枚の答案の採点が、生徒ひとりひとりの<内申点>に影響すると

聞いたときには、責任を感じたし、採用された大勢の採点スタッフの姿勢も

非常に真摯な印象を受けます。現役の学生からシニアクラスまで、年齢層は

広いです。この採点に7年前の初回から携わっているという60代のおばさま数名と

知り合って(皆さん、教育職) 話をするのだけど、さすが脳ミソが退化してない。

いるところには、いるんだなぁ。という感慨深いMADOKAでした。

<国民の税金>から給料もらうというのは、はじめてなんだよなぁ。考えてみれば。

この仕事が、国家の発展と教育の行く末にちゃんと反映されますように。

相当な予算ではないかしら?何か<税金>の重さが実感として来るよ。